ハラスメントの経験と対処法 美と健康を守る会

ハラスメントの経験と対処法

今まで、私の精神疾患のことを詳しく書いたことはありません。というよりも思い出すことが辛くて書けませんでした。今回は、思い切って体験したことを書いてみようと思います。

私の性格は、几帳面、融通がきかない、完璧主義、負けず嫌いという、学生時代には、気が合わなければ付き合わなければいいという人間関係から、誰とでも円満に仕事をすることが必須になった社会人生活には、精神疾患になる要素が地雷のようにあったのだと思います。

入社して数年は、一人で仕事をすることが多かったのですが、数年が過ぎるとプロジェクトリーダーとして仕事をするようになりました。チームメンバーは、本業と兼任なので、まとめるのはとても大変でした。この頃から徐々に異変があったのは、今振り返って気がついた事です。ある時期を境に「人との会議はしたくない。」「メールで済ませたい。」と思うようになり、人によっては、会議どころかメールするのも緊張する日々でした。その頃から胃腸の調子が悪くなりました。空腹感を感じるために食前に薬を服用し、食後は胃酸過多を抑制する薬を服用する毎日でした。内科の医師は、血液検査はもちろん大腸内視鏡検査、婦人科検査までして、異常がないことを確認すると心療内科受診を勧めました。2006年春のことでした。その頃、プロジェクトは佳境を迎えていたので、そのままにしてしまいました。

2007年3月に「あなたのキャリアアップのために進路を考えなさい!」と上司から言われました。「期限を決めろ」と強要するので、「5月末」と言ってしまった出来事がストレスの許容範囲を超えた発端です。進路を考える=退職だなんて思っていませんでしたから。

2007年4月になると新しい人が入社して、上司から、私の仕事は全て彼女に引き継ぐように言われました。新しいプロジェクトを任されるのかと思っていたが、全くその様子がないまま5月にはやることがなくなってしまいました。それでも出社しないわけにはいかず、出社していました。上司の上司に状況を話したのが良かったのか、あるプロジェクトのメンバーとして関わることになりました。仕事は与えられても、上司に変わりはありませんでしたから、ほとんど毎日、通勤途中で涙が止まらなかったり、自分の感情と言動が同期していない感覚でした。体調不良と不眠が続きました。最初のリスカもこの頃でした。無意識でした。投身自殺する夢まで見るようになって、自分が自分じゃなくなった気がしました。これを機に心療内科に通い始めました。

私の上司の上司に事情を話しましたが、人事は介入させないとの事。仕事も与えるようにすると約束してくれました。後になって、知ったことですが、これは、裁判で不利です。会社は不知の事と言って逃げます。あと、裁判するなら3年以内に!時効になります。これはパワハラではないかと思い、弁護士に相談に行ったのもこの頃でした。弁護士からのアドバイスは、こうでした。

1.ICレコーダーや日記に記録を残す。この際には、言動だけでなく周りにいた人、時間、場所など詳しく記録することが大切だそうです。
2.組合に入る。会社に労働組合がない場合は、個人で入れる組合に入り会社と交渉する。

というわけで、日記を書きながら、心療内科に通院していました。

相性の悪い上司から離れるために社内異動しました。2008年5月に新しい上司からは融通が利かないと指摘されました。症状が悪化し2008年6月には入院しましたが、自分より症状が重い人を見て、私はまだまだ頑張れるという気持ちになりました。それもつかの間、退院後も症状は悪化。症状が変化する度に心療内科に行って薬に頼る日々でした。

7月からは、病気休暇を利用して休んでいます。ショッキングなことがあり落ち込み、またリスカしてしまいましたが、その時には、心療内科の医師に相談しレボトミンを追加してもらいました。レボトミンを飲むとボーっとして眠くなるので、何も出来ませんが危険なことをしなくてすみます。頓服でもいいと言われたのですが、最近は、落ち着いているので就寝前に服用するだけです。

就寝前が一番怖い。「どうして、こんなことになったんだろう」「本当に治るのかな?」…答えの出ないことを考え眠れないとあれこれ考え始めて落ち込んでいくからです。

この経験から学んだこと。
1.人が私の評価をしても気にしない
2.ハラスメントだと思うことは記録を残す
3.成果主義にとらわれない(実力をつけて、他の会社に行けばいい)
4.6割出来ればよしとする
5.毎日、自分を褒める

私のように苦しんでいる人達に送りたいメッセージは、精神疾患は必ず治ります。精神疾患は、他の人から辛さは分かってもらえません。頑張っている自分を褒めてあげましょう。人の言葉に凹みそうになったら、睡眠薬で眠ってしまいましょう。(睡眠薬の服用は、処方どおりにね!)

1月も休養が必要と診断書が出されたので、会社には行けません。でも、会社の夢はよく見ます。本当は、一日も早く復帰したいという潜在意識があるのかもしれません。それに反して、夢の結末は、いつも問題を抱えてハッと目を覚ますことが多いので、復帰する自信はありません。2月が病気休暇の期限ですが、このまま会社を辞めることになっても仕方がないと思うようになりました。再発しやすいということなので、きちんと治すつもりです。


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